ウェルビーイング・ワークショップを開催しました
2023年5月2日
Switchのビジョンは、
「私たちは、未来ある若者が希望を持ち、多様な価値観を尊重し合えるwell-beingな社会を目指します」
とあります。
このビジョンミッションを作成したのは2021年。ちょうど法人設立10周年でした。
団体職員全員で半年以上かけて、作り出しました。
それまで各々が漠然と意識していた「ウェルビーイング」という言葉が、
法人のミッションとなったことで、より鮮明に各々に刺さり、
受益者と共に追求し、実現していくものになりました。
今回のワークショップでは、自分のウェルビーイングについて考え、可視化して共有しました。
ウェルビーイングという言葉は、「各々にとって、より良い状態」をさします。
もう少し具体的には「各々にとって、からだ・こころ・社会的により良い状態」と言えます。
ウェルビーイングは、幸せのひとつのモノサシであるとも言われています。
私も同じように思います。
自分のウェルビーイングを考え言葉を選ぶとき、等身大の自分が表現されます。
そして、ウェルビーイングを他人と共有すると、自分との違いに気づき、違いをポジティブに受け入れることができる。
なぜなら、自分のウェルビーイングは自分だけのもので、誰にも否定されるものではないとその場で実感しているからです。
今回は主に福祉機関・対人援助職の皆様と行いました。
■参加者の感想を分類してみると、大きく2つがありました。
★自己点検・振り返り
★他者への気づきや、多様性を知る機会
少しだけ、感想を紹介します。
・グループの他の方々と共有し、受け入れてもらうことで、幸福感が高まった、気づきの吐き出しがし合えた。楽しかった
・忙しさに流され、自分を粗末にしてしまう日常の中で、自分を幸せにするための考えを持つという貴重な時間が持てた
・自分を取り巻く人々に、より優しくできるとも思いました。
・他の人とのお話の中で、新たな気づきがあったり、共感しあえたりする時間が楽しかったです。
・各々なりにウェルビーイングを考えていることがわかり、多様性を知る時間になった。
■また、どんな場面での実施がよいかという質問に対しては、
どんな環境にいる人でも、やったほうが良いという意見にあふれていました。
特に、自分の職場、福祉・教育関係者、就職を目指す人、当事者グループ、新人社員研修、
年度末・年始などの節目、友人
アイデアを出したい時!という意見もあり、参加することで自分が柔軟になるのを感じた方もいたようです。
今後は、目標設定や、課題解決、などを目的に、ウェルビーイングワークショップの機会を利用してもよいと思います。
沢山アイデアがでてきそうですね。
ウェルビーイングはその意味からも、非常に幅広い概念です。
だから漠然としがちですが、実は「自分が幸せに生きるとはどういうことなのか」につながる
とても現実的なキーワードだと思います。
まだまだ、ウェルビーイングという言葉を使った研修やワークショップの機会は少ないので、
Switchでは積極的に開催してきたいと思います。
興味ある団体・企業様、お気軽にお問い合わせください。
Switch小野