スイッチ・イシノマキ真壁です。
宮城でも例年より早い桜が咲きましたね。
スイッチ・イシノマキに就職が決まったと嬉しい連絡をいただきました🌸
就職を決められた方からメッセージをいただきましたので
こちらのブログにて紹介させていただきます。
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スイッチ・イシノマキには2020年5月から2021年3月までの10ヶ月間、
自立訓練と就労支援でお世話になりました。
私は元々一般雇用でパートとして働いていましたが、
2カ所の職場で相次いで人間関係が原因で退職しました。
その同じ時期に、
二次障害のうつ症状や自律神経失調症で体にも不調が現れたため、
精神科を受診し、発達障害の自閉スペクトラム症と診断されました。
スイッチでの活動は私の場合、
強い対人恐怖への払拭を中心に行っていきました。
通所当初は家族以外の他人に会うことが怖かったため、
週に二回、二時間通うだけでも勇気がいりました。
半年が過ぎたあたりで、
身体的にもスイッチの雰囲気にも慣れ、
通う回数や時間を増やしていく事が出来るようになりました。
スイッチでの活動で自分にとって良い効果があったと感じられたのは、
スタッフさんから誠実に穏やかに接してもらったことと、
中間就労の農作業でした。
特に農作業は屋外での作業なので、
自然の季節の移ろいを感じたり、体を動かすことが良い運動になりました。
また、私個人としての希望は社会復帰をして、経済的に自立することでした。
この目標に向けても具体的に行動する事が出来ました。
実際に障害者雇用を受け入れている会社に職業実習させて頂いた事は、
自分にとって自信になりました。
自分が障害があると診断され、
自分が努力しても出来ない事があるという事実を受け入れることは
時間がかかり、痛みを伴いました。
ですが、いろんな人達や様々な支援機関の方に相談やサポートをお願いする中で、
自分自身を大切にする事に気づけました。
出来ない事は素直に伝え、助けを求める事は悪いことではないと分かりました。
障害があっても、社会から一旦離れてしまっても
自分が社会に参加したいと思ったらもう一度、
社会復帰がしやすい温かい世界が多く存在していけば良いなと思います。
また、自分が居ても良い環境を増やしていくことも
精神を安定させる手段の一つだったとも思います。
一時期、社会のリズムから離れてしまった自分が
現実世界の社会のスピードに自力で戻る事はとても難しいことで、
今回のように支援機関のサポートなしでは
社会復帰は不可能だったように思います。
最近は自分の人生で叶えたいことがたくさん思い浮かぶようになりました。
障害がある人間として、支援機関からの必要なサポートは受けながらも、
自分自身を理解し大事にして生きていこうと考えています。
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以上がコメントになります。
こんなに素敵な言葉をいただき、
この仕事をやっていて良かったと改めて感じることができる瞬間でした。
これからも夢を追う人達のサポートに尽力させていただきたいと思います!
今後ともよろしくお願いいたします。
スイッチ・イシノマキ 真壁彩夏