認定NPO法人Switchでは、岩手、福島の関係団体と協力して、ライティングインターンシップにトライすることになりました。
第1回目として、Switchのスタッフが「ユースサポートカレッジ仙台NOTEってどんなところ?」をテーマにインタビューをしました。
※昨年12月にNPOサポートリンク・オンラインサロンに参加させて頂き、「在宅ワーク」を意識したブログやWEB記事の「ライティング」のインターンシップを試験的に実施してみましょう、という企画からスタートしています。https://www.nposl.jp/onlinesalon_20211130/
今回インタビューにご協力いただいたのは、ユースサポートカレッジ仙台NOTEの山田さんです。
山田さんは、2021年2月からSwitchのスタッフとして活躍しています。以前は法人本部事業に多く携わっていましたが、今年度からは仙台NOTEのチーフとして活躍の場を広げています。
ユースサポートカレッジ仙台NOTEはどんな場所?
仙台NOTEは主に10代~20代の方、たとえば高校や大学、専門学校に通学している方や現在休学中の方、学校卒業した方などを中心に、働くことや学ぶことに不安や大変さ、困難を感じている様な方向けに利用していただける場所になります。基本的には、フリースペース、自由に使って頂ける居場所機能と個別相談と色々な講座やプログラムを受講できる機能を持った場所として運営しています。
フリースペースの時間は、何をしても良い時間で、窓際でゆったり過ごす方もいれば、自分の勉強を持ってくる方もいるし、パソコンも貸し出ししているのでパソコン練習する方もいます。
プログラムや講座は、気楽に、ゆったりまったり参加できるようなアートプログラムやウォーキングプログラムもありますし、就活に向けて就活講座やコミュニケーションが上手くなりたい、という人向けのコミュニケーション講座があります。後、仙台NOTEの特徴としてこころの講座、というものがあります。こころの講座は、メンタルヘルスや色々なセルフケアを一緒に考えていきましょう、というような講座も行っています。
サポステ、学校の保健室等と仙台NOTEの違いはどんなところですか?
仙台NOTEは必ずしも働くことがゴールではない、という特徴が1つあります。
やはりサポステさんだと就職向けてガッチリ動いていきましょう、という雰囲気があると思うのですが、仙台NOTEではもう一つ前段階、外に出るのが億劫だな、とか朝起きて活動するリズムが作れないな、とか、まずは生活を穏やかに自分のペースでゆったり過ごす、というところに難しさを感じている方とかも利用して頂けると思うので、そういった点は特徴かな、と思います。
仙台NOTEは、「さまざまな選択肢があることを知る場所」
学生時代では、皆が同じタイミングで就活が始まりますが、まだ自分が働くイメージをほとんど持てていない、どんな仕事があるのかも分からない、という状況でそもそも働くって、仕事・就活以前にどうしたらいいの?となる方も結構いると思うので、どうしたらいいの?を自分のペースでゆったり考えていきましょう、という感じで利用してもらえると嬉しいです。
10代、20代で知らないことが当たり前にあって、10年経っても知らないことはたくさんあります。知らないことは「それでいい」「人に聞いていい、相談できるんだな」という安心感を持って欲しいな、と思います。
また、多少失敗しても、色々な道があると思います。『就職して正社員になって…』という感じのイメージにこだわり過ぎず、自分はこうしようかな、と思えるための情報を知り、視野を広げるためにNOTEを使ってもらえると良いなと思います。
今回、改めて「ユースサポートカレッジ仙台NOTEってどんなところ?」をテーマにスタッフ間でインタビューしました。
インタビューを通して、仙台NOTEがどんなことを10代、20代の若者に期待しているのか、どんな風に仙台NOTEを利用してもらえると良いのか、普段では聞けない想いを聞くことが出来ました。
これからも仙台NOTEの活動を宜しくお願い致します。
インタビュー協力:仙台NOTE山田
インタビュー、記事:Switch三上
写真:仙台NOTE(Youtubeより)