先日の報道で、びっくりしつつも、でも、そうだよなあ、、と思うことがありました。
今日本では、70万人のひとが、ひきこもりであるという調査があります。
でも、これは３９才以下の方の人数。
この報道は、秋田県のとある村、町民３９００人のうち１２５人が引きこもりであるという調査結果。
これは３０人に１人の割合ですね。ここからびっくりですよ。。
そのうち６１人が４０才以上であったという結果です。
そしてそれは、この村にかぎったことではなく、
明らかに４０才以上のひきこもりの方が増えているとのことです。
デイサービスに来る高齢の親が、支援者に訴えるようです。
引きこもりって表現ができて、若者のイメージが定着しているように思いますが、
実はその年齢層はとても幅広く、
対応も幅広さが求められるということなんですね。
その要因も様々ですが、会社でのつまずきから、引きこもる状況になったという方が
多いように話していました。
雇用の問題とか、コミュニティーの課題とか、対応策は国もとっているのですが、
私自身も、この問題の解決に必要なのは、彼らに気づいて関わりをもちに出向く人と、
雇用の機会だと思います。
もう、一人の力では状況を変えられないなかで、思考を変えることは本当に難しいことです。
そんなときは、環境を変えていくしかない。その一歩が、視界の写る景色を変えてみる
ことからでしょうか。。。
スイッチにくる方の話の中で、本当に多くの方が引きこもり時代があったことを話してくれます。
でも、今こうやってスイッチに通うことができて、働くことができるように、
学校に通いたいと思うようになったり、しています。
スイッチにくるまでが、本当に大変な期間だったことをおもうと、
支援者として、待っているだけの姿勢ではいけないのだと思います。
今のスイッチセンダイは、通所の枠であるため、通所開始となってからの関わりしか
できません。
ここまでの期間を大事にしながら、出会いを大切にしていきたいです。
小野

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